2012年1月 4日 (水)

そんなにめでたくはない

そんなにめでたくはない
昨年は、沢山の方々が不幸になられた年であるから、正月とはいえ、あまり能天気に「おめでとごじゃあーすっ!」と、騒ぐ気が起こりにくい正月であった。

ま、それでも、昼から酒呑んだりしましたけども。

政治屋の方々は相変わらずで、元旦から揺れるよな感じの悪い地震があったり、四号機がどうのこうのとか、もうちゃんちゃら悲しい日本なのだけれど、私の心は晴々としている。

なぜか?

『十一ぴきのネコ』という、とても素敵な演目で年頭を飾れるからである。

今年もよろしくお願い申し上げます。

劇場でお待ちしております。

2011年12月26日 (月)

今宵のブログ

今宵のブログ

クリスマスで年末な世間なのだが、私は「にゃあにゃあ」言うてるわけだ。
「なんで?」て、年明けすぐの『十一ぴきのネコ』ちゅ芝居をやるための稽古で。

伊達直人は「虎になれ!」と言われてタイガーマスクに成ったが、私は長塚圭史に「猫になれ!」と言われて猫、それも飼い猫ではなく野良猫にならなければならぬ年末。

野良猫と言えど、細かくディテールまで猫になったところで浅利慶太さんのところには敵わないので、我々のやり方でやる。

井上ひさしさんが、1971年にテアトルエコーに書き下ろした戯曲らしくって、当時の世相が色濃い戯曲なのだけれど、その辺りを現代に置き換えることは野暮なので、初演のままやる。

ていうか、初演のままの方が伝わるから。なぜなら、普遍的テーマがあるさかいに。

というわけで、私含め皆様もいろいろ大変でんなというような今宵のブログ。

2011年12月20日 (火)

カオス酔い

カオス酔い

『十一ぴきのネコ』の稽古を終え、稽古場最寄り駅のガード下に、立呑屋があるのを見つけ、疲労の勢いでどたと入った。

おばさんが一人で切り盛りしている。

ぐると見回すと、店内に道頓堀や新世界の写真が貼ったある。

品書きを見ると、「串カツ」と書いてあり、ここが『大阪』をコンセプトにした立呑屋であることがわかった。

「失敗した」と、思った。

そもそも、東京の『大阪』をコンセプトにした飲食店に大阪人である私が満足した試しがないし、私の母は大阪で人気串カツ店を経営しておったのだから、串カツに関しては私ちょとうるさい。

とりあえずウーロンハイを頼んで品書きを見る。

串カツ各種の他に、一品料理の欄があり、そこで「おや?」と目が止まった。
『タイ風煮込み』というメニューがあるのだ。

「大阪コンセプトの店で、なぜ煮込みだけタイ風なのか、全くもって意味がわからないわ」と、なぜか女性風に思って、ウーロンハイを口に運ぶ。

常連客が一人、入ってきた。

嫌でも耳に入ってくるおばさんと常連客の会話を聞いていて、また「おや?」と思った。
おばさんに若干の訛りがある。
訛りと言っても、東北や関西といった日本の地方訛りではなく、片言の感じ。イーデスハンソンさんのような。

よーくおばさんを見てみる。

「ひょっとして…」

つたないタイ語で、おばさんに声をかけてみた。おばさんは、私のタイ語が下手すぎてか一瞬怪訝な表情を浮かべたが、次の瞬間ぶあっと表情を晴れさせて「あんた、タイ語しゃべれんのかね」と、とても嬉しそうに言った。やっぱり、おばさんはタイ人だったのだ。

大阪をコンセプトにした店のおばさんがタイ人というカオスにくらくらした。

芋の湯割りを二杯目に頼んだら、ジョッキで出てきた。

毒喰らわば皿までと思い、串カツを数本頼んでみた。

全然、悪くなかった。

多分、毎晩行くと思う。

2011年12月11日 (日)

すーすらすーすーすー

すーすらすーすーすー

『十一ぴきのネコ』の稽古は、どんどん進行している。

何度も言うようで申し訳ないのですが、キャストは十一人の中年男性と一人の老年男性のみである。

稽古開始前は、「毎日毎日おっさんしかおらん稽古場で、こらそうとうむさ苦しいことになるなりなあ」と、コロ助風に憂いておったが、いざ稽古が始まってみると、音楽の荻野清子さんや振り付けの森下真樹さんは女性だし、歌唱指導の先生も稽古場ピアノさんも女性だし、そもそも制作スタッフにも演出部スタッフにも女性はいるじゃないか。
そんなだから稽古場はとっても華やかで、心底「嗚呼、良かったあ」と胸を撫で下ろし喫煙場で沢山煙を吐く私である。

先日は、「一度キャストもスタッフも皆で呑もうじゃないか」と、宴会が催されたのだが、稽古場でおとなしかったり優しかったり時に厳しかったりする女性陣が、皆一様に酒好きだったりして、宴も闌、ちょっと酔っぱらった様はとてもチャーミングで、私はとっても心が和んだ。

嗚呼、幸せな現場だわ。

幸せに溺れないよに、芝居に向き合おうと、逆に渇を入れられた気になったのでありますーすらすーすーすー。

2011年12月 8日 (木)

振り返らない

振り返らない

毎日が大変充実している。

起床して、稽古場に行って、汗だくになるものだからビイルが美味く、寒い時期にも関わらずちんちんに冷えたビイルを二〜三本呑んでから帰宅して気絶みたいに寝る。

そんな毎日だからツイッターなんかも見ていないし、まずPCの電源を入れてない。

でも、ま、もうちょいしたらプロペラ犬の曲を作るし、KAS69とのスプリットCDの諸々確認のため帰宅後はPCにかじりつかんならんから、今は気絶みたいに寝てようと思う的なことを考えているのだが、バスの後ろの乗客の男女が異様に甘ったるい声で会話していて、振り返りたくて仕方がない。
今は。

2011年12月 3日 (土)

素晴らしく魅力的だ。

素晴らしく魅力的だ。

師走に入り連日『十一ぴきのネコ』の稽古に参加している。

ライヴなどの音楽活動で発散した後の演劇は、これまた刺激的で、生きているのが楽しい。

井上ひさしさんの日本語は美しい。

宇野誠一郎さんの楽曲は楽しい。

演出の長塚圭史は、稽古初旬でもフルスロットルで来る。正しい。

北村有起哉は、刻々と台詞を自分の音に消化していって素晴らしい。

中村まことさんも初旬から怪我上等のフルスロットルで馬鹿素晴らしい。

粟根まことさんは、『十一ぴきのネコ』という演目であるにも関わらず整合性を求め、イメージを裏切らず素敵だ。

市川しんぺーさんは、相変わらず気持一直線で、すでに声も嗄れていて燻し銀の渋さ。

そして、福田転球の肌は汚い。


それぞれに、とても魅力的だ。

2011年11月28日 (月)

年末年始歌劇人間

年末年始歌劇人間

『十一ぴきのネコ』の稽古に向かう道すがらは、なんとなく慌ただしく見えて、「そうか、あとわずかで師走か」と一年の過ぎる速さを身に染みて思う午後、「昨年の今頃もミュージカル『時計じかけのオレンジ』の歌稽古をやっておったなあ」とも思て、「わし年末年始はミュージカルやらなあかん人なんかな」とも思て、「ちゃちゃちゃちゃ、たまたまやがなたまたまやがな」と頭をふる。

『十一ぴきのネコ』の歌たちは、メロディが覚えやすくてたすかっている。

ま、しゃけど四十歳前後のおっさんらが、「にゃあごろー」と歌っている様は、アル中病棟に近いものがあって、なかなかに楽しくスリリングである。

子供に沢山来てほしい。

2011年11月24日 (木)

タイと東京の間で

タイと東京の間で
終わった。
なにが?て、「山内圭哉率いるW.M.OとKAS69 タイで出会って一周年記念ライヴ」全公演やがな。全公演言うても東京・大阪の二公演だけやけども。

大阪、KAS69のおかげもあって動員二百人様越えで、まあ、演奏中舞台上に上がってきてストリップを始めかける女性客が出てくるくらい盛り上がりに盛り上がった。
その盛り上がりは、ちょうどタイと東京の間で。
タイには叶わんが、やはり大阪の聴衆は元気である。嬉しい。
東京も、だいぶと良くなってきたけど、もっと下品になってもいいのにぃ。

ともあれ、一番楽しんだのは我々で、ほんと、それについては、ありがとうございましたの一言です。

というわけで「十一ぴきのネコ」の歌稽古に行ってきます。

2011年11月21日 (月)

体たらく

体たらく

そろそろ、次回作「十一ぴきのネコ」の稽古が始まる。

初日が来年初頭であるから、稽古が始まるのんちょと早ないかえ?と思うのだが、それはとんだ早とちりで、「十一ぴきのネコ」は音楽劇・ミュージカルであるから、本稽古の前に歌稽古を前倒しでやらんないかん。ミュージカルの稽古というものはそもそもそういうもんらしい。というのは、昨年の今頃「時計じかけのオレンジ」に参加した時になんとなく学んだ。

しかし、ま、「奇ッ怪」が終わってから、役者人生初二ヶ月近くの休みがあったもんですから、またそれをいいことにライヴなんかやってたもんですから、身体がすーっかり遊び人モードになっており、私は本日の「十一ぴきのネコ」の歌稽古を忘れておって昼から宴会の予定を入れかけたという体たらく。

反省しながら稽古場へ向かいます。

稽古場に向かうのも心が弾むのは、会いたい人ばかりの現場へ向かうため。

福田くんもおるし。


ま、宴会みたいなもんか。

2011年11月18日 (金)

そして大阪。

そして大阪。
無事に『山内圭哉率いるW.M.OとKAS69 タイで出会って一周年記念ライヴ』東京公演は盛況のうちに終了することが出来まして、あまりに楽しかったもので先程まで仮眠をはさみはさみ呑み続けておった次第。

御来場下すって、誠にありがとうございました。

そして大阪。
ホーム大阪。
夜店も出る大阪。
山内圭哉私物フリマ販売員・平田敦子も無理矢理連れて行くことも決まりました。

盛大に盛り上がりましょう。

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